鶴岡街宿
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鶴岡の旅 食彩のしおり 【鶴岡街宿 ブログ企画】 公開中♪
 鶴岡の旅 食彩のしおりでは鶴岡街宿に加盟する各宿が鶴岡の魅力あふれる食の世界を素朴な一汁三菜をベースとした食膳スタイルにしてご紹介します。 鶴岡伝統の逸品から現代風のアレンジを加えて作る宿オリジナルの逸品まで、季節感や地域色を生かしたバランスのとれた一汁三菜で、鶴岡に暮らす私たちの食の世界をお楽しみ下さい。


2019年01月28日

村上屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

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【鶴岡街宿 ブログ企画】
 鶴岡の旅 食彩のしおりでは鶴岡街宿に加盟する各宿が鶴岡の魅力あふれる食の世界を素朴な一汁三菜をベースとした食膳スタイルにしてご紹介します。
 鶴岡伝統の逸品から現代風のアレンジを加えて作る宿オリジナルの逸品まで、季節感や地域色を生かしたバランスのとれた一汁三菜で、鶴岡に暮らす私たちの食の世界をお楽しみ下さい。

村上屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

村上屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

◆ 一月の献立

浅月の酢味噌和え
お刺身の三点盛り
牛スネ肉の赤ワイン煮
寒鱈のどんがら汁
・ ご飯(鱈子の醤油漬のせ)
・ 香のもの(茄子の粕漬と赤かぶ甘酢漬)


村上屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 浅月をサッと湯通ししたものをイカと合わせ酢味噌和えにしたものです。
Q 浅月はネギの一種なんですね?
A そうですね。全国的には分葱(わけぎ)や小葱と言った方が分かりやすいかと思いますが、ここ鶴岡・庄内地方では芽が出てまだ日の浅い芽葱の時に摘み採って料理に使います。さっと湯通ししてすぐ冷水に晒すことで、鮮やかな緑、爽やかな辛味、歯触りのよい食感が楽しめる食材ですね。同じく湯通ししたイカと共に酢味噌で頂くこの料理は、この地方の伝統料理の一つとなっています。

村上屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 平目とヤリイカ、茹タコを使ってお刺身の三点盛りにしました。
Q ヤリイカ、美味しいですよね?
A ヤリイカは晩秋から冬にかけて獲れるイカなのですか、夏のするめイカよりも歯応えや甘味も強くとても美味しいイカですね。冬の庄内浜では盛り合わせている平目や、今回一汁としてご用意した寒鱈(寒鱈のどんがら汁)と共に秋冬の代表的なお魚となっています。


村上屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 牛スネ肉を赤ワインで煮込んだ一品です。
Q 赤ワインで煮込むのですね?
A はい、最初から赤ワインを張った鍋にスネ肉を入れて柔らかくなるまでじっくり煮込んでいます。赤ワインの程良い酸味が牛肉の煮込みには合いますね。付け合わせに野菜を添え、仕上げに生クリームをかける事でさっぱりとした中に生クリームのコクが加わって食べ応えのある一品になっています。

_ありがとうございました。


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石狩屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

石狩屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

【鶴岡街宿 ブログ企画】
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石狩屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

石狩屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

◆ 一月の献立

生鱈子の醤油漬
春先取りの天ぷら盛り合わせ
豚白モツの味噌鍋
ぎば藻のお吸いもの
・ ご飯(地元農家から直接仕入れた庄内米を使用)
・ 香のもの(青菜と大根のおみ漬け)


石狩屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 今の時期に旬を迎える寒鱈の大きな鱈子を醤油漬けにしたものです。
Q 普段見る辛子明太子の様な小さな鱈子ではないのですね?
A はい、大きな真鱈の卵巣ですからほぐして使います。臭みのない新鮮な鱈子を醤油ベースの漬けダレに漬けて味付けします。旨味を出すために昆布を千切りにしたものと、そしてこれは庄内の伝統料理でもあるのですが、生イカ、ここではヤリイカを細めの短冊に切ったものも合わせて仕上げています。お酒のつまみとしても美味しいですが、ほかほかのご飯にたっぷりのせて食べるのも鶴岡の冬ならではの楽しみ方かと思います。


石狩屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 春の先取りとして葉ものの山菜をふんだんに使い、海老と共に天ぷらの盛り合わせにしました。
Q 今、外は吹雪なんですが、こんな季節にも山菜が手に入るのですね?
A 吹雪、そうですね、笑。近年は新春の料理に向けていろいろな山菜が出回る様になっています。雪国の冬は一面真っ白な雪で覆われますから、ここに住む私たちとしては何かと緑が恋しい季節なんですよね。そんな時だからこそ春を感じる山菜の緑は格別美味しく感じるんだと思います。今日はウルイやこごみ、独活やタラの芽、孟宗筍などを使っています。


石狩屋旅館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 庄内産の豚白モツを主役に味噌味の鍋仕立てにしました。
Q 熱々なのでとても美味しそうな香りがするんですけども?
A はい、味噌仕立ての出し汁におろしニンニクをほんの少し入れていますから、とても食欲を誘う香りですよね。当館ではそこに生の段階から三度お湯を通して完全に臭みを抜いたぷりぷりの白モツを使っていますから、モツ本来の味をしっかりと味わって頂けると思います。今回は一味唐辛子を少し多めに振りかけていますが、お客様にお出しする際は当日の献立全体のバランスを考えて、仕上がりに酸味のない国産のキムチやニラを載せて辛味噌味の白モツ鍋にする事もあります。冬は温まりますよ。

_ありがとうございました。


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月山荘の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

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月山荘の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

月山荘の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

◆ 一月の献立

あさつきの酢味噌和え
鱈の醤油焼き
庄内豚のすき焼き鍋
寒鱈のどんがら汁
・ ご飯
・ 香のもの(沢庵漬)


月山荘の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A あさつきをえごや茹でたイカと合わせ酢味噌で和えたものです。
Q この寒天の様なえごとは何ですか?
A まさに寒天の様なものですが、海藻の「えご草」を煮溶かして寄せ固めたもので、ところてんよりはやや柔らかい食感です。あさつきはしゃきしゃきした食感と香りが特徴的で、12月の下旬から旬を迎えます。風邪の予防や疲労回復に良いそうです。お浸しや天ぷらなどにも使っています。


月山荘の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 寒鱈の切り身を醤油ダレに漬けたものを焼いています。
Q 東北日本海の冬は鱈が美味しいと言われていますね?
A 鱈は淡白でクセのない魚です。味噌汁、庄内地方ではどんがら汁が名物tおされていますが、鍋の具や味噌粕焼き、ムニエルやフライ、新鮮な生の身を昆布じめにしても美味しい魚です。


月山荘の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 庄内産の豚肉をふんだんに使ったすき焼き鍋です。
Q 冬に鍋で作るすき焼きは温まりそうですね?
A 豚肉の持つ甘みと野菜などの旨味が合わされて美味しく頂けます。

_ありがとうございました。


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2019年01月27日

ホテル五番館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

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ホテル五番館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

ホテル五番館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

◆ 一月の献立

鱈のマリネ
鱈のムニエル
鱈と野菜のスープ煮
庄内麩と若布のお味噌汁
・ ご飯
・ ―


ホテル五番館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 冬が旬の鱈をマリネにしました。
Q 鱈をマリネにする方法はあまり鶴岡では見かける事がないですよね?
A 今回は旬の鱈を余すことなく使ってみたいと思い、ご紹介する料理としては鱈づくしになっています。鱈は淡白な魚なので酢のもの系の料理にも合います。


ホテル五番館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 鱈をムニエルにしたものにホワイトソースをかけたものです。
Q このタレはホワイトソースなのですね?
A あっさりとした味の鱈にホワイトソースのコクが加わってしっかりとした一品になると思います。

ホテル五番館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 鱈と野菜のスープ煮になります。
Q 鱈はいろいろな料理に相性が良いのですね?
A はい。鱈と根菜の塩味でスープにしていますが、鱈と野菜の相性も良いですね。今回は塩味ですが、冬はキムチ味にアレンジしても楽しめるかと思います。

_ありがとうございました。


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奈良館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

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奈良館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

奈良館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

◆ 一月の献立

平目のお刺身
寒ぶりの漬け焼
沢庵の煮もの
寒鱈のどんがら汁
・ ご飯
・ ―


奈良館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 庄内浜で獲れた平目のお刺身です。
Q 平目の旬は今頃でしょうか?
A そうですね。平目は12月から2月の寒い時期が旬かと思います。身が引き締まった上に脂も乗っています。


奈良館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 寒ぶりを一日タレに漬け込んだものを焼きあげています。
Q 寒ぶり、美味しそうですね?
A まさに今が旬ですから、脂が乗って美味しい魚です。


奈良館の食彩のしおり / 鶴岡の旅 食彩のしおり 一月

Q これはどんなお料理ですか?
A 沢庵の煮ものです。
Q 沢庵を、煮たのですか?
A そうです。漬けものの沢庵をしっかり塩出しして、柔らかく煮上げています。東京の方は驚かれますが、昔から山形県ではよくこの様に調理します。保存食として作った沢庵漬の二次利用、先人の知恵と苦労が想われる一品です。

_ありがとうございました。


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posted by staff e_iskry at 22:46| 鶴岡の旅 食彩のしおり